母が出張でいない、二人きりの夜。
冷蔵庫から麦茶を取ろうとしていたらパパに声をかけられた。
「拓海、ちょっと来なさい」
「な、何……?」
(僕、なにか怒られるようなことをしたっけ?)
パパはソファに深く腰掛けたまま、正面から僕をじっと見据えてきた。
その視線だけで、なんだか体が熱くなる。
「友達に聞いたぞ。……自分でする方法を、まだ知らないって」
「っ、嘘! 誰がそんな……っ!」
顔が一瞬で熱くなった。
取り乱す僕を見て、パパは少しだけ目を細めて微笑んだ。
「慌てるな。悪いことじゃない。最近、お前が欲求不満そうな顔をしていることに、ずっと気になってたんだ。案の定だな。知らないままにしておくのは、身体に毒だからパパが、自分でする方法を、ちゃんと教えてあげるよ」
その言葉に、胸の奥がざわついた。
「……それって、オナニーを? 本当に、教えてくれるの?」
声が上ずってしまう。パパはゆっくり頷いた。
「ああ。恥ずかしいのは最初だけだ。……さあ、お前の部屋へ行こう」
部屋に向かう廊下で、僕の心臓はうるさいくらいに鳴り続けていた。
* * *
パパの背中を追いながら、『本当にパパに……義理のパパに、そんなこと教えてもらうの?』という思いが頭の中でぐるぐる回る。
部屋のドアを閉めたパパはベッドの端に腰を下ろした。
淡い照明の下で、パパの視線が僕の全身をゆっくり舐め回す。
「まずは服を全部脱いでごらん。素肌のほうが、気持ちよくなれるから」
「え……全部?」
「そうだ。パパの前で隠す必要なんてないだろう? 気持ちよくなりたくないのか?」
有無を言わせない甘い圧力に、僕はTシャツを頭から脱ぎ、ズボンのボタンを外した。
ボクサーパンツを下ろした瞬間、すでに半分ほど硬くなり始めている自分のものが、ぴくんと跳ねた。
太ももを擦り合わせ、両手で必死に隠そうとしたけど——
「隠さないで。いい子だからそのままパパに見せて」
パパの声が少し低くなって、僕の体を熱くさせた。
パパは自分のベルトに手をかけた。
スラックスをゆっくり押し下げ、下着を押し上げるようにして現れたのは……僕のものとは比べものにならないほど太くて長い、パパのおちんちん。
血管が浮き出た逞しい形。
先端がすでに少し濡れてツヤツヤ光っている。
僕はおちんちんから目を離せなくなった。
「ほら、よく見て。男のここはね、こうやって触るんだ」
パパの男らしい手が、自分の熱いものをゆっくり包み込んだ。
ず、ちゅっ♡……ぬる……♡
皮膚が擦れ合う淫らな音が、静かな部屋に響く。
パパは親指の腹で亀頭の裏側を円を描くように擦りながら、僕に解説を続けた。
「大抵の男が一番感じるのは、この部分だ。ここを優しく……こうして」
見つめる僕の喉がごくりと鳴った。
自分の股間が、ますます硬く疼いていくのがわかる。
「今度はお前の番だ。パパが手を添えて教えてあげるから」
パパが僕の手を取り、厚くて熱い掌を重ねてきた——
「まずは優しく握って」
パパの声が耳に直接響いて、背筋がぞくりと震えた。
僕は震える指で自分の熱くなったおちんちんに触れた。
熱さと硬さ、脈打つような血管の感触。
それをパパに全部見られている。
「こう……?♡」
「締め付けすぎないように……そう、上手だよ。いい子」
褒められただけで、頭の中がふわふわした。
恥ずかしくてたまらないのに、指が勝手に動いてしまう。
「う……あ……っ♡」
「声、我慢しなくていいよ。すごく気持ちいいだろう? ほら、もっと声を出してパパに聞かせて」
パパは僕の指を優しく導きながら、上から下へと、のろのろとした遅い速度で往復させ始めた。
ぬる……ぬるっ……♡
と、皮膚が擦れる卑猥な音が部屋に響く。
僕の呼吸がすぐに浅くなり、胸が激しく上下した。
腰の奥が熱くなって、足の指がぎゅっと丸まる。
「パ、パパ……なんか、変、だよ……あつい……っ♡ おかしくなりそう……」
「まだ始まったばかりだよ。そのかわいい顔、もっと見せて」
パパの息が耳にかかって、その吐息に体が溶けそうになる。
やがてパパは僕の手をそっと退け、代わりに自分の大きな手を僕のおちんちんに直接巻きつけた。
「あ……っ♡」
吸い付くような熱い手のひら。
指の節々が男らしく硬くて、根本から先端までを包み込む圧迫感がたまらない。
「ほら、ふーって息を吐いて。身体の力を抜くんだ」
「ん……っ、ぁ……はぁ……♡」
パパの親指の腹が、敏感な亀頭の裏側をぬるぬると擦り上げ、小さな鈴口を軽く押し潰す愛撫が始まった。
電気が走ったような快感が背骨を駆け上がる。
僕の意思とは無関係に腰がガクガクと痙攣して、太ももが小刻みに震えた。
「ここ、すごくピクピクしてるね。気持ちいい場所なんだ……パパの手、どう? 気持ちいい?」
「あつ、い……パパの手、すごく熱くて……あっ、んんんっ♡! そこ、ダメ……感じすぎて……っ!」
僕はたまらなくなって身体を左右にくねらせた。
意地悪なの指がカリ首を重点的に責めると、透明な蜜が溢れ出して、パパの指の間から糸を引く。
ぬちゃっ♡ ぬちゅっ♡ じゅるるっ♡
淫らな水音がどんどん大きくなって、部屋中に響き渡る。
パパはもう片方の手で僕の乳首を指の間で転がし、軽く摘んで引っ張る。
「んあっ♡ 乳首も……だめ、パパ……あんっ♡」
頭の中が真っ白になって、僕はただパパの手に翻弄されることしかできなかった。
「いいよ、拓海。パパの指でたくさん感じて……まだイっちゃダメだよ。もう少し我慢できるよね?」
声を押し殺そうと唇を噛む僕の耳元に、パパの声が降りかかった。
(あ……パパの唇が……近い……♡)
「堪えなくていい。パパに全部、委ねなさい」
パパの唇が、僕の耳たぶに優しく触れた。
ちゅっ……♡
と小さな音を立てて吸い付かれ、びくんと体が跳ねる。
手の動きが一気に速度を増した。
ぬちゅっ♡ ぬちゅっ♡ ぬちゃっ♡ じゅぷっ♡
淫らな水音が狭い部屋を満たしていく。
先端から溢れ出た透明な蜜が、パパの指をたっぷり濡らし、滑りをどんどん滑らかにしていく。
「パパ……もう、なんか、出ちゃう……おかしく、なる……っ!」
「もうすぐ白いおしっこがでるよ。そのまま頑張って。パパに向かって、全部吐き出しなさい」
もう片方の手が胸元に伸び、尖った乳首をこりこりと強く摘みながら転がす。
その刺激が引き金となり、脳内のヒューズが一気に吹き飛んだ。身体の芯が沸騰し、視界が真っ白に染まる。
「あっ、ああっ♡……パパっ! イク、いっちゃう……っ!♡」
びゅるっ! びゅるるるっ! どぴゅっ♡ びゅっ、びゅるるっ♡
先端から飛び出した白濁が勢いよく噴き出し、向かい合っているパパの胸や首筋にまで勢いよく跳ね飛んだ。
初めての射精はあまりにも長く、強烈で、僕は体を硬直させながら小刻みに痙攣し続けた。
頭の中が真っ白で、ただ甘い快感の波に飲み込まれていた。
「はあ……はあ……♡ これ、すごすぎて……っ♡」
体がまだ震えている中、パパが優しく僕を抱き寄せた。
そのまま額にキスを落とす。ちゅっ♡
でも、それだけでは終わらなかった。
パパの唇はゆっくりと下りてきて、僕の涙で濡れた頰にキスをし、そして——
「ん……っ!?」
パパの唇が、僕の唇に重なった。
最初は触れるだけだったのに、すぐに深くなる。
パパの舌が僕の唇をなぞり、強引に割り入れてきた。
「んふ……っ♡ ん……♡」
ちゅっ……れろ……♡
湿った舌が、僕の舌を絡め取り、激しく吸う。
唾液が混ざり合う音が、耳の奥で淫らに響く。
パパのキスはどんどん濃厚になって、息ができないくらい深く、貪るように僕の口内を犯していく。
舌を絡められ、吸われ、歯列をなぞられるたびに、新しい快感が下半身にまで響いた。
ようやく唇が離れたとき、僕は糸を引く唾液で繋がったまま、ぼんやりとパパを見つめた。
「初めてなのに、よく頑張れたね。すごくえっちに射精できてたぞ……かわいい」
パパの声が蕩けるように甘い。
僕の太ももには、まだ猛り狂ったパパのおちんちんが熱く押しつけられていて、心臓がドクンドクンと跳ねる。
恥ずかしさと、それ以上の期待感で、僕はパパの広い胸に顔を埋めた。
「……また、教えて、くれる……?」
「ああ、何度でも。オナニーだけじゃなく、他のことも……全部、パパが教えてあげるよ」
パパは僕の精液で汚れたお腹をティッシュで優しく拭き取りながら、もう一度、軽く唇を重ねてきた。
ちゅ……♡
二人きりの日々はあと1週間……。
僕はきっと、自分から何度もパパにおねだりしてしまうのだろう。
END
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